支援実績⑥

スプレッドシートを使う作業の業務改善!GASとfreeeの連携

お客様情報と現状について

会計ソフトとしてfreeeを使用している税理士法人で、顧問先が自身でfreeeに記帳を行っています。
税理士法人としては、毎月の記帳内容の確認や税務論点の検討のために月次の試算表の情報を確認して
確認事項等を整理して顧問先へ往訪する際の基礎資料を作成しています。

そのために、担当者は各顧問先のfreeeの試算表を毎月確認して、
各顧問先の試算表情報(売上高・費用など)を画面上で確認して、
担当者がスプレッドシートに顧問先ごとの試算表情報を手入力しています。

課題

担当者によっては数十~数百の顧問先を抱えることになるため
それを1社ずつログインして確認して入力する作業を毎月実施することになるため
かなりのリソースが取られてしまう。

解決方法

・現在使用されているスプレッドシートにGAS※で構築するかたちで、freeeのログインと、ログインしたアカウントに紐づいている会社の試算表情報が一括で取得できるように実装

・freeeから取得した全会社の試算表情報を、スプレッドシートで指定したフォーマットに合うように自動で書き込みもされるように対応

→担当者が行うのは、スプレッドシート上のボタンを押すだけに!

※GASとは…Google Apps Scriptの略で、Googleのサービス(スプレッドシートやGmailなど)の自動化を行うためのプログラムです。Excelでいうマクロのようなものと思っていただけると大丈夫です。

Googleサービスに関する業務改善も活発に!

これまではExcelなどのMicrosoft製のソフトを使用されている方がほとんどだったため、マクロやVBAといったものを利用して業務改善を図ることが主流でした。
しかし、最近ではスプレッドシートやGmailといった、Googleのサービスを使用する方が増えてきています。
ExcelではVBA・マクロといったように、GoogleにはGAS(Google Apps Script)が用意されています。
しかも、GASは今回のようなAPI連携が比較的容易に行えたり、Google同士でのサービスの連携(スプレッドシート・Gmail・ドライブなど)も非常に強力であることから
業務改善の幅が非常に広がっています!

もし、業務改善をしたいという業務のフローの中に1つでもGoogleのサービスが入っていれば、GASを用いて改善できる可能性が非常に高いです。
まずは実現できるかの検討だけさせていただくことも可能なので、どうぞお気軽にご連絡ください!